2012年01月23日

Foxit J-Reader

PDFで申請書や推薦書を書かなければ行けないことが増えてきたので、PDFに直接書き込めるソフトを探していたら発見。直感的な操作で書き込めるのが嬉しい。

http://www.foxitsoftware.com/japan/products/reader/capabilities.php
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2012年01月17日

受験英語と日本人

著者は、英語教育史の専門家として多数の著書を持つ江利川春雄氏が、英語教育史の中でも日の目を見ることがなかった受験英語および受験英語用の参考書に光を当てた意欲的な本である。元受験生としては、懐かしい部分もあったが、明治期から昭和の共通一次試験あたりまでの難解な英語試験問題を見つつ、時代の違いにホッとしながら、読み進めた。

プロローグとして、私もお世話になった伊藤和夫を紹介している。受験英語の巨星である伊藤が生涯を賭して参考書を書き上げたことを通して、受験英語とその参考書を英語教育の研究対象として取り上げる意義を述べている。私も、受験で人生が決まると(勝手に)思っていた高校時代にずいぶんとお世話になった伊藤の著作を思い返し、膨大な資料と知識、そして大変な熱意を持って書かれたことに今更ながら驚いた。あの時期に読んだ受験対策用の本が、自分の英語に大きな影響を与えていないはずはないと感じたし、それは、今の大学生関しても同じであり、受験英語を抜きに大学の英語教育を語れないのだと思った。大学の英語教員としては、改めて受験参考書を見直さなければと思った。

プロローグ以降は、明治から昭和の戦後までで、どのように学校制度が変化し、それによって受験が変わったかを概観しつつ、受験参考書の変遷を追っている。入試により受験生が翻弄されてきた歴史を見ているようで、ある部分、心苦しいものがあったが、受験参考書がどれだけ受験生を助け、多くの人々の英語学習に影響を与えてきたかが良く分かり、とても参考になった。特に興味深かったのは、やはり英文解釈についての話である。現在は長い文の要点を効率よく押さえることに重きを置いているが、英文をどのように読み解くかという点は軽視されているという指摘には耳が痛い。じっくりとしっかりと読む精読をする授業はやはり必須であると思う。

本書では、人物ナビとして英語学習の達人を紹介している。受験英語に関わる人々が英語に対して真摯に向き合っていたことが学べる。その中の一人として、山形大学教授であった田中菊雄も紹介されており、非常に参考になった。山大で英語と言えば、田中菊雄になるはずなのだが、山形でもあまり知られていないことを残念に思っていたが、本書で再評価されていることに大変うれしくなった。

受験英語を振り返り、今後の英語教育に活かしていくという本書の姿勢は大学教員として忘れてはならないものであると思う。今後も、繰り返し読むことになりそうである。

受験英語と日本人 ――入試問題と参考書からみる英語学習史受験英語と日本人 ――入試問題と参考書からみる英語学習史
江利川 春雄

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2012年01月10日

アスリートたちの英語トレーニング術

タイトルの通り、アスリートがどのように英語を学んだかを紹介している本。取り上げられているのは、鈴木大地、増田明美、箕内拓郎、瀬古俊彦、太田章の5人。

各アスリートの実績などが、エピソードを交えて紹介され、そのあとで、英語の学習について触れられるという形式。5人とも留学経験があるので、エピソード部分にも英語への思いや学習履歴などが入っており、楽しく読める。また、英語の学習について触れられている部分でも、エピソード部分で語られなかった、現在の英語学習方法について書かれていて面白い。

ただし、具体的で実践的な英語学習方法を提案したり、紹介している本ではないので、英語上達を目的として読むと、肩すかしということになりそう。どちらかと言うと、英語学習のための心構えを紹介しているので、気分を盛り上げるために読むという感じ。

できれば、イチローや石川遼、宮里藍、錦織圭などの、今第一線で活躍していて、英語がうまそうなアスリートを紹介してくれると良いなぁと我儘なことを思った。

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posted by moritanoeigo at 00:25| Comment(0) | TrackBack(0) |